基本的には好き嫌いがない娘ですが、軽く苦手というものがいくつかあります。
そのうちの一つが豚肉です。
特に煮た豚肉、焼いた豚肉、茹でた豚肉が好きではありません。(←全部?)
唯一、揚げた豚肉だけは好きなようです。いわゆるとんかつですね。
今までは野菜の肉巻き以外に、焼いたり似たりしたものをお弁当に入れたことはありません。
それでもお弁当に色々な簡単豚肉料理を入れたくて、少しずつ味覚が変わってきているこのタイミングで、定番料理の生姜焼きを作ってみました。
おそらく食感と臭みが苦手なのだと思うので、それらを極力解消したいと思います。
今回は玉ねぎのすりおろしに漬け込んでみました。他の方法も挙げてみたので参考にしてみてください。
今日のお弁当
豚肉の生姜焼き弁当
*豚肉の生姜焼き
*ほうれん草ともやしのナムル
*ミニパプリカの素揚げ
*ズッキーニの素揚げ
*コーン入り卵焼き
*オレンジ
お弁当全体の作る順序・レシピ
⒈玉ねぎをすりおろし、豚肉に絡める
⒉コーン入り卵焼きを作る
⒊ご飯を炊く
⒋玉ねぎ、ミニパプリカ、ズッキーニを切る
⒌玉ねぎと1の豚肉に醤油と生姜チューブを絡める
⒍5をフライパンで焼く
⒎4のミニパプリカとズッキーニを素揚げする
⒏もやしとほうれん草のナムルを作る(ごま油、醤油、酢)
⒐オレンジを切る
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野菜の作り置き・前日の準備
*もやしとほうれん草の下茹で
※今日の夕飯への作り置きはもやしとほうれん草のナムルです。
豚肉を柔らかくする方法(玉ねぎ)
今回私がやってみた豚肉を柔らかくする方法は、あらかじめ玉ねぎのすりおろしを豚肉に絡めるというものです。
玉ねぎにはタンパク質を分解するプロテアーゼという酵素が多く含まれています。この酵素がお肉を柔らかくしてくれるのですね。
酵素をお肉につけたり、まぶしたりしておくと柔らかくなります。
実際、とても豚肉が柔らかくなり、娘も美味しかったようで、完食して帰ってきました。
みた感じはそれほど柔らかそうにはならなかったので心配でしたが、私も食べてみたところ、ふわふわの食感ですぐに噛み切れるぐらい柔らかくなっていました。
お肉を柔らかくする方法(玉ねぎ以外)
今回は玉ねぎのすりおろしをお肉にまぶしてみましたが、他にも色々方法があるのですね。
簡単にできそうなものを挙げてみますね。
お肉を叩く
これは昔からよく効く方法ですよね。お肉叩く用のキッチン道具もあるぐらいですから。
これはお肉の繊維をほぐすことで、スジっぽいところが切れて、柔らかくなると考えられます。
実際に筋が見えてあるようなら、それを取り除くことも有効です。
パイナップルと一緒に使う
こちらも玉ねぎ同様、酵素を使った方法です。酵素の種類が違いますが、プロ目ラインという酵素が、お肉のタンパク質を分解し柔らかくしてくれます。
刻んだパイナップルをまぶして使ってもいいですし、一緒に焼いてもいいですね。ハワイアンや中華ではよくある調理法です。
フルーツ類に漬ける
フルーツの中でも特にキウイや梨にもお肉を柔らかくする酵素が含まれています。こちらもすりおろしたり、刻んだりしてお肉にまぶすか漬け込むと、やはりタンパク質を分解して、お肉を柔らかくしてくれます。
調理する際は、水分を軽く拭き取るといいですね。
麹に漬ける
こちらの方法も少し前から話題になったものです。今は麹が市販で売られているので、手に入りやすくなりましたね。
お肉の表面のタンパク質から内部まで分解し、全体的に柔らかくしてくれます。水分も保持してくれるようです。
お酢で煮る
お肉は酸性かアルカリ性のどちらかに傾けると柔らかくなる傾向があるようです。水分が保持できることから柔らかい食感を楽しめます。
短時間煮るだけだと逆にお肉を硬くしてしまうので、ある程度は煮込む必要があります。ポン酢などでさっぱり煮込んでもいいかもしれませんね。
マリネ液に漬ける
お酢やレモン汁、お酒などに漬けてから調理するという方法もあります。こちらも酸性かアルカリ性に傾ける方法の一つです。
マリネ液に漬け込み、その後焼くとお酢で煮てしまうよりはお肉っぽさが残りそうです。
ヨーグルトに漬ける
タンドリーチキンがそうなように、お肉をヨーグルトに漬け込む料理をよく見かけます。
乳製品にはお肉を柔らかくするだけではなく、臭みもとってくれるので、お肉が苦手な方に特におすすめです。
炭酸を使う
よくビールで煮込む、コーラで煮込むという話を聞きます。聞いたことは何度もあるのですが、味がついてしまうようでまだ試したことがありませんでした。
これは炭酸水でもいいようで、しかも気が抜けた状態でも効果があるのだそうです。炭酸水なら味が移る心配もないので、試してみようと思います。
小麦粉をまぶす
こちらは最近知ったのですが、小麦粉をまぶすとお肉が柔らかくなるようです。ハンバーグを作る際も、これを知ってから小麦粉をまぶすようにしています(忘れなかった時のみですが)。
揚げ物だけではなく、焼いたり、炒めたりする際にもちょっと一手間、一工夫やってみてください。
まとめ
全部の方法を試したわけではありませんが、ちょっとしたことでお肉が美味しくなったら嬉しいでしよね、
私も簡単そうな方法から試してみようと思います。
お肉の柔らかさの鍵は、タンパク質と水分なんですね。タンパク質を分解し、水分を保持する。この2つを念頭に入れておくといいのですね。
娘はお肉全般が得意ではありません。ただ、最近は少しずつお肉に限らず、苦手な香味野菜も好きになってきました。
味覚が変わってくる時期なのかなと思います。このタイミングにいろいろなお肉料理を作って、試してもらおうと思います。
今まで我が家では生姜焼きが食卓に登ることはなかったので、こんなに簡単で美味しいものが一品になってくれたら、本当にありがたいです。
また色々試して柔らかく、美味しくなったものをまた紹介していきますね。基本、私はなんでも美味しいと感じる方なので、娘の感想をもとにすることにします(汗)。